
- 一人親方がETCコーポレートカードを使うメリット
- 申し込みの条件と必要書類
- 一人親方ならではの注意点
建設業・土木業・解体業・電気工事業など、現場を渡り歩く一人親方にとって高速道路は欠かせない移動手段です。
毎月の高速代が数万円になっている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、一人親方がETCコーポレートカードを使うことで得られるメリットと、申し込みの際に注意すべき点をまとめます。
目次
一人親方もETCコーポレートカードを申し込める
「ETCコーポレートカードは会社(法人)しか使えない」と思っている方が多いですが、一人親方を含む個人事業主でも申し込みが可能です。クレジット審査がないため、開業直後でも発行できます。
条件は以下の3点です。一人親方がETCコーポレートカードを申し込む条件
- 月間の高速道路利用額がNEXCOで1台あたり3万円以上(首都高・阪神高速は5,000円以上)
- 車検証の「使用者」が代表者本人名義であること
- ETC車載器が正しくセットアップされていること
一人親方がETCコーポレートカードを使う3つのメリット
メリット① 高速代が最大40%割引になる
通常の個人ETCカードはマイレージポイントが貯まる仕組みで、実質的な還元率は最大9%程度です。一方、ETCコーポレートカードの大口・多頻度割引は現金で最大30%(ETC2.0搭載車は最大40%)の割引が受けられます。
月5万円使う一人親方の場合(試算)
| 個人ETCカード | ETCコーポレートカード | |
|---|---|---|
| 月間利用額 | 50,000円 | 50,000円 |
| 割引・還元 | マイレージ最大9%(約4,500円相当) | 約20%割引(約10,000円) |
メリット② 経費管理が楽になる
個人のETCカードで高速を使っていると、仕事とプライベートの利用が混ざって確定申告のときに困ります。
ETCコーポレートカードは事業専用カードとして発行されるため、毎月の請求書がそのまま経費証明として使えます。
メリット③ 平日朝夕割引がすぐに反映される
通常のETCカードでは平日朝夕割引の還元が翌月20日以降になりますが、ETCコーポレートカードでは対象走行があった月に即時反映されます。
現場に朝早く向かうことが多い一人親方には特にありがたいポイントです。
一人親方ならではの注意点
注意点① 車が自分名義でないと申し込めない
一人親方が現場で使うトラックや軽トラが親名義・奥さん名義になっているケースがあります。この場合、ETCコーポレートカードは発行できません。
対処法:名義変更を行うか、利用額が月3万円未満の場合は法人ETCカードで代替する。
注意点② 複数の現場で車を使い回せない
ETCコーポレートカードは1枚のカードが1台の車に固定されます。複数の車両を持っていて、それぞれに高速利用がある場合は、車両ごとにカードを発行する必要があります。
注意点③ 月の利用額が変動する場合は要確認
繁忙期と閑散期で現場の範囲が大きく変わる一人親方は、月によって高速利用額が3万円を大きく下回ることがあります。
年間平均で3万円をクリアしていれば基本的に割引は継続されますが、組合によって基準が異なるため確認が必要です。
- 一人親方でも申し込みOK。クレジット審査なし、開業直後でも可
- 月3万円以上使うなら個人ETCカードより大幅にお得
- 車が自分名義であることが大前提
- 複数台ある場合は1台ずつカードを発行する必要あり
毎月3万円以上高速を使っている一人親方の方は、ぜひ申し込みを検討してみてください。







