2026年10月から首都高速の利用料金が改定|個人事業主のETC代はいくら上がる?
この記事でわかること

・2026年10月からの首都高速料金改定の概要
・個人事業主の利用額別・年間負担増のシミュレーション
・中型車以上の個人事業主への特別措置(料金据え置き)の内容
・ETCコーポレートカードで値上げ分をカバーできるか

「首都高が値上がりするって聞いたけど、自分にはどれくらい影響があるの?」

首都高を日常的に使う個人事業主・フリーランスにとって、2026年10月の料金改定は無視できないニュースです。

この記事では、改定の内容をわかりやすく整理したうえで、利用額別の負担増をシミュレーションし、ETCコーポレートカードで対策できるかどうかを解説します。

目次

ETCコーポレートカード

2026年10月から首都高速の料金が約1割値上がりする

首都高速道路株式会社は2025年12月24日、2026年10月からの料金改定案を発表しました。

値上げの主な理由は、直近10年で約1.4倍に膨らんだ維持管理コストの上昇です。労務費・材料費の高騰が続くなか、現行料金では安定的な道路サービスを維持できないと判断されました。

今回の料金改定のポイント

項目 現行 改定後(2026年10月〜)
距離料金単価(普通車) 29.52円/km 32.472円/km(約3円引き上げ)
上限料金(普通車) 1,950円 2,130円(+180円)
平均改定率 約8.1%

車種別の上限料金(ETC)

車種 現行 改定後
軽・二輪 280円〜1,590円 280円〜1,740円
普通車 300円〜1,950円 300円〜2,130円
中型車 330円〜2,310円 330円〜2,520円
大型車 400円〜3,110円 400円〜3,410円
特大車 550円〜5,080円 550円〜5,570円

下限料金は変わりません。長距離利用になるほど負担増が大きくなります。

個人事業主の利用額別・年間負担増シミュレーション

値上げ率は約8〜10%です。首都高を日常的に使う個人事業主にとって、年間でどのくらいの負担増になるか試算してみましょう。

月間利用額別・年間負担増の試算(普通車・概算)

月間利用額(現行) 月間の増加額 年間の増加額
1万円 約800円〜1,000円 約9,600円〜12,000円
3万円 約2,400円〜3,000円 約28,800円〜36,000円
5万円 約4,000円〜5,000円 約48,000円〜60,000円
10万円 約8,000円〜10,000円 約96,000円〜120,000円

※値上げ率約8〜10%で試算した概算です。

実際の増加額は走行距離・区間によって異なります。

月3万円の利用でも年間3万円以上の負担増になります。

首都高を使って現場や取引先を回る個人事業主にとって、これは無視できない金額です。

中型車以上には「料金据え置き」の特別措置がある

今回の改定では、中型車以上を使う道路運送事業者に対して重要な特別措置があります。

中型車以上への特別措置(案)

期間 内容
2026年10月〜2027年6月末 中型・大型・特大車の料金を9か月間据え置き(値上げなし)
2027年7月〜 改定後の新料金が適用開始
2030年7月〜2031年3月末 中型車以上の大口・多頻度割引の最大割引率を45%→25%に縮小(9か月間)

この据え置き措置は、「道路運送事業における価格転嫁の環境整備」が進むまでの猶予として設けられました。

中型車以上を使う事業者にとっては、2027年6月末まで値上げの影響を受けないことになります。

ただし、この措置の財源として、2030年7月〜2031年3月末の9か月間、大口・多頻度割引の最大割引率が45%から25%に縮小されます。

詳しくは以下の記事をご覧ください。

ETCコーポレートカードで値上げ分をカバーできるか?

首都高を月5,000円以上使っている個人事業主が取れる最も効果的な対策が、ETCコーポレートカードの大口・多頻度割引の活用です。

首都高速における大口・多頻度割引率(現行・2026年10月以降も継続)

月間利用額(1台あたり) 割引率
5,000円超〜10,000円以下の部分 10%
10,000円超〜30,000円以下の部分 20%
30,000円超〜50,000円以下の部分 25%
50,000円を超える部分 25%
契約単位(100万円超かつ1台平均5千円超) +10%
合計最大 45%

※2026年10月以降も軽二輪・普通車・中型車以上ともに最大45%の割引は2031年3月末まで継続予定(案)

値上げ率が約10%であるのに対し、ETCコーポレートカードの割引率は最大45%です。

月5,000円以上首都高を使っている個人事業主なら、値上げ分を大幅に上回る節約が可能です。

値上げ後にETCコーポレートカードを使った場合の試算(普通車・月3万円利用)

個人ETCカード ETCコーポレートカード
月間利用額(改定後) 約33,000円 約33,000円
割引・還元 なし(または小額のマイレージ) 大口・多頻度割引 約20〜25%
実質負担額(月間) 約33,000円 約25,000〜26,000円(概算)
年間節約額 約84,000〜96,000円(概算)

値上げ後でも、ETCコーポレートカードを使えば値上げ前より安くなります。

個人事業主が今すぐやるべきこと

値上げに備える2つのアクション

  • 🚗 月5,000円以上首都高を使うなら → ETCコーポレートカードを申し込む(月5,000円以上から割引対象)
  • 📊 現在の月間利用額を確認する → 値上げ後の負担増と割引メリットを比較して判断

ETCコーポレートカードはクレジット審査なし、開業直後でも申し込めます。

申し込みから手元に届くまで約かかるため、お早めに申し込むことをお勧めします

▶ ETCコーポレートカードを申し込む(値上げ前に)

※ 審査なし・出資金1万円は脱退時に全額返金されます

※ 本記事の料金・割引率はPDF資料(首都高速道路株式会社「特別措置案」説明資料)をもとに作成しています。

特別措置案は国土交通大臣の許可後に正式実施となる予定です。最新情報は首都高速道路株式会社の公式サイトでご確認ください。

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