高速道路を走行中にETCカードを抜いてしまった!料金はどうやって精算するの?

高速道路を走行中に、ETC車載器に手や足が触れてついウッカリETCカードを取り出してしまった!

「ETCゲートを出る時は高額な料金を請求されるの?」

なんて不安になりますよね?

今回は、高速道路を走行中に、ETCカードを取り出して知った際の対処法について解説します。

目次

ETCコーポレートカード

抜いてしまっても大丈夫

結論から申しますと、誤ってETCカードを抜いてしまっても故意でなければ問題なく対象可能です。

万が一何らかの理由でETCカードを抜いてしまった場合は、料金が精算されず未払い状態となっています。
これはETC車載器の故障でも起こり得るトラブルですから、NEXCOをはじめ、各種道路会社はちゃんと事態を想定して対策を講じているのです。

この状態に遭遇してしまった時は慌てず騒がず、取り敢えず目的地まで走行しましょう。

精算方法は?

精算は出口で可能です。
支払い方法は、

  1. ETCカード
  2. 現金

のいずれかを選択できます。

ETCカード

前者のETCカード支払いを選んだ場合は、走行した高速道路の問い合わせ先に連絡します。
首都高ならお客様センターが窓口、ドライバーの名前や連絡先にカード番号、有効期限や通行日に通った料金所などを伝えましょう。

通過時刻や通行したレーンの種類、そして車両番号や車種に車名とボディカラーも尋ねられるので、事前に確認を行いメモしておきましょう。
仮に出口情報が確認できなければ、上限料金一杯が請求されてしまうので要注意!

料金所の場合だと、後日ETCのカードでの支払いはできませんから、そこがネックとなります。

現金払い

一方、現金払いの場合は、次回の通行時に支払うことができます。
首都高速だと、名前や住所に連絡先などの連絡先を用紙に記入、現金と一緒に提出することで未払いが解決します。

ちなみに、徒歩で料金所に向かうのは危険ですから、未払いに気がついても焦って行動しないようにしましょう。
ETC車載器の不具合や、ETCカードの挿入ミスなどに気がついた場合は、目的地に到着するか高速道路を抜け安全な場所に停車して窓口に連絡を入れるのが正解です。

連絡をしなかったり、いつまでも未払い状態のままだと不定通行と認識されてしまいます。
不正通行は調査の対象で、監視カメラで車両が確認されたり、割増料金の請求に繋がるので避けたいところ。

また、何度も繰り返せば悪質とみなされますから、調査が警察の担当になる前に未払いを解消しましょう。
ETC車載器とカードのトラブルは、子供のいたずらや大人の勘違いでも起こるので、決して他人事ではありませんが、恥ずかしいものでもないです。

しかし、意図的に連絡せずに黙っていると悪質になるので、焦る必要はないとしても、早め早めに連絡を済ませるのが賢明です。

まとめ

改めて確認すると、ETCカードを使った高速道路料金の支払いミスは、ドライバー本人が申告を行い、後でETCカードか現金で代金を納めることになります。
もし問い合わせ窓口が間違っていても、高速道路の連絡先の1つであれば、正しい窓口に案内してもらえるので安心です。
サービスエリアやパーキングエリアなどでは、盗難や紛失を避ける為に、カードをETC車載器から抜き取って携行することが推奨されています。

つまり、これらの場所では抜いても問題なく、走行中にのみ問題が起こり得るというわけです。
走行中のカード抜き差しは、データの消失やカードの使用不可のリスクを引き起こしますから、興味本位でやらないように気をつけましょう。

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